【ランニングコース】根岸森林公園|横浜のランニングポータルサイト

「いつもの平坦なランニングコースに少し飽きてきたな…」「効率よく心肺機能や脚力を鍛えたい！」「本格的なクロスカントリー走をしたいけど、横浜には良い場所がない…」

横浜市及びその近郊のランナーの皆さん、こんなお悩みはありませんか？そのすべてを解決してくれる、最高のランニングスポットが横浜市中区にあります。それが**「根岸森林公園」**です。神奈川県の駅伝名門校の相洋高校も練習で利用しているそうです。その他にもいくつかのランニングクラブが利用しています。

この記事では、なぜ根岸森林公園が多くのランナーに愛されるのか、その魅力を余すところなくご紹介します。特に、横浜市内では極めて貴重なクロスカントリー走ができる環境は、多くのランナーにとっての”聖地”と言えるでしょう。

※この記事の情報は2025年8月13日現在のものです。料金や営業時間は変更される可能性があるため、お出かけの際は公式サイト等で最新の情報をご確認ください。

根岸森林公園の最大の魅力は、その変化に富んだトレーニング環境にあります。他の公園にはない、ここならではの特徴を見ていきましょう。

根岸森林公園は、なだらかな丘陵地帯に広がっており、ランニングコースには自然なアップダウンが多数存在します。

適度な起伏で心肺機能と筋力を同時に強化：平坦な道を走るだけでは得られない負荷が、効率的なトレーニングを実現します。特に、坂道を駆け上がることで心肺機能が、下りで脚の筋力や着地の技術が鍛えられます。
飽きさせないコースレイアウト：変化のある地形は、景色の移り変わりも生み出し、ランニング中のモチベーションを維持してくれます。「次はあの坂を上ろう！」といった目標設定もでき、ゲーム感覚でトレーニングに打ち込めます。

公園の中央には、日本初の洋式競馬場の跡地である広大な芝生広場が広がっています。横浜のような都市部で、これほど広大で自由に走れる芝生広場を持つ公園は非常に貴重です。

足腰への負担を軽減：アスファルトに比べて格段に柔らかい芝生の上を走ることで、着地時の衝撃が緩和され、膝や足首への負担を減らすことができます。怪我の予防や、疲労が溜まっている日の調整ランにも最適です。
体幹とバランス感覚を養う：不整地である芝生の上を走ることは、自然と体幹を使い、バランス感覚を向上させる効果があります。トレイルランニングのトレーニングや、ロードランニングだけでは鍛えにくいインナーマッスルを刺激したいランナーにとって、最高の環境です。

私が芝生の整備されている部分を大きく回ったところ、1周約1.2ｋｍでした。

芝生広場の外周には、綺麗に整備された1周約1.3kmのアスファルト舗装の周回コースがあります。ロードと芝生を組み合わせ、自分だけのオリジナルメニューを作れるのも大きな魅力です。

トレーニング環境だけでなく、ランナーをサポートする設備が整っているのも根岸森林公園の大きな魅力です。

シャワー＆ロッカー完備：公園内のレストハウスには、コインロッカーと温水シャワーが完備されています（有料）。汗を流して着替えられるので、ランニング後に予定がある日でも安心。さっぱりして帰路につけます。利用時間が17時までなので、気をつけてください。
- 利用料金（目安）：ロッカー 100円、シャワー 5分200円

駐車場完備でアクセス抜群：公園には第1、第2駐車場があり、合計で約200台駐車可能です。特に週末や早朝に走りたい方にとって、車で直接アクセスできるのは非常に便利です。
- 駐車料金：土日祝 2時間まで630円（以降30分毎160円）、平日 2時間まで420円（以降30分毎110円）

公共交通機関でのアクセスも可能：公共交通機関でのアクセスは正直あまりよくありません。JR根岸駅や桜木町駅、横浜駅などから市営バスでアクセスすることもできます。最寄りのバス停「旭台」「滝の上」で下車すればすぐです。

トレーニングの後は、公園でのんびり過ごすのもおすすめです。

馬の博物館：隣接する「馬の博物館」で馬の歴史や文化に触れることができます。
カフェで一息：園内にはカフェもあり、ランニング後のランチや休憩に利用できます。
四季折々の自然：春には約350本の桜が咲き誇るお花見の名所として、秋には美しい紅葉が楽しめます。季節ごとに違う表情を見せる公園は、走るたびに新しい発見を与えてくれます。